Webマーケティングの実情を知る

歯科Webマーケティング | 2013年7月25日

歯科医院がWebサイトを運用する場合、目的の大部分が患者の獲得、人材確保に 偏っている事と思います。先日開催いたしました弊社セミナーでもWebサイトに 掲載するスタッフのブログやスマートフォンとの連動、アクセスについてなどが 話題になりましたが、今回のメールマガジンではさらにシンプルに「Webサイトで 人を呼ぶためのステップ」を再確認してみたいと思います。

Webサイトに人を集める

アクセスしやすい環境とは「いつでも、だれでも、どんなところでも」医院のWebサイトから必要な情報を摂取して活用する事が出来る環境の事です。

震災後から昨年の春先にかけてスマートフォンの普及率が急激に増加しました。 さらに今年にかけて歯科医院Webサイトのアクセスにスマートフォンを活用する患者予備軍が 増加の勢いを落とさずに順調に増え続けています。

PCの前に座って歯科医院を探していた時代とはもはや別次元の環境になったと言わざるを得ません。 実際に弊社クライアント様サイトでスマートフォンへの完全対応を行った場合、それまでのアクセス数よりも多い場合で倍増している事が確認されました。

来院を目的とした場合、まずWebサイトへ人が集まりやすい環境を整備する事が最重要課題です。

来院を決意させるキラーコンテンツ

Webサイトへ訪問した患者は仕事先や自宅のPCだけでなく、昼休みのランチ、電車の中など様々なシーンで歯科医院Webサイトを閲覧しています。 そこでは、患者は「自分の為だけに」Webサイトを閲覧するのです。

そこで「この医院を選ぶべきか」の判断材料を効果的に提供できる「キラーコンテンツ」を展開すべきです。 弊社のアクセス分析では、まず院内の様子がわかる院内写真、設備ページ、そして何よりもスタッフ情報ページが大切です。

自費治療の患者を獲得する場合は、その診療内容について医院が持つ「強み」を強く訴求します。 安全性、高精度、人的な強みなど出来るだけ多く掲載する事が効果の程度決定します。

実際にどのくらいのアクセスが来院につながったか

歯科Webサイトの成果といえばSEOによる検索順位に帰結する事も多いですが、そもそも論として最終的に来院してもらわない事にはプロモーションとしての 意味が大幅に薄れてしまいます。

そこで、アクセス数における来院数が妥当であるかどうかの判断をするために、Webサイトを起因として来院している患者の数を正確にそれも継続して把握する必要があります。 予診表のアンケート項目に「ホームページを見た方」を付け加えている方も多いのではないかと思いますが、Webサイトを看板などのサイン、口コミなど「予備情報」と 合わせて来院の動機にしている人も数多くいるのでアンケートには「ご覧になった項目をすべてチェックしてください」と記載してください。

これでWebサイトを見た人の全量を把握する事が出来ます。

アクセス数とWebサイトを見た人の来院数、全体の来院数を継続して比較する事がWebマーケティングの実情を知る最適な方法です。